セキセイインコのメスかオスか


セキセイインコのメスかオスか…

初めてセキセイインコを飼われる方にとってメスがいい人、オスがいい人がいらっしゃるかと思います。性別が分からない状態で売られている分、お迎えは大きな賭けですよね。

実際、私もペットショップで売られている雛たちを目の前にスマホを持って参考になりそうなサイトや画像を舐めるように見ながらセキセイインコの雛と見比べていたくらいですから(笑)

私の場合、オスが欲しいメスが欲しいというよりは、このカラーの子だとメスがいいなとかこのカラーだとオスの方がいいなとかそんな程度だったので飼う子の性別に関しては特に気にしていませんでした。

5月8日(月)16時35分。家に連れて帰った数分後の画像です。

生まれた日が4月頃との事で、羽の生え方の様子なんかをみると

おそらく生後25日目か26日目あたりの雛と推測。

まだトゲトゲしてます。くちばしも黒いです。

この頃の二羽の様子は同じで行動から性別の判断はつきませんが、

ろう膜(鼻)の色に違いがありました。

ハル(羽が黒くない方)の方がピンク。ハルク(羽が黒い方)の方が青味がかかった白でした。

いろんなサイトを見た時、オスはピンク、メスは鼻の穴の周りが白っぽいやつ…だとか、オスは青、メスはピンクか茶色とも書いてあって、見るサイトによっては成体のろう膜の色と雛の時のろう膜の色が反対になっていたりイラストなんかでも生後何日目のイラストなのかさっぱりで、初心者の私にはさっぱりわかりませんでした(笑)


私の口から言わせてもらうと

雛の時のろう膜の色と、

成体になってからのろう膜の色が明らかに違うのは確かです。


私はこの頃、青味がかかった白のろう膜をしているハルクがオスだと思っていました。

でも実際はピンク色のろう膜をしていたハルの方がオスでした。

5月15日。我が家に来てから8日目の画像。

上画像、右がハル、左がハルク。購入時から並行して色に変化なし。

見て分かる通り右のハルの方がろう膜がピンク色。

左のハルクの方が紫がかったような色をして見えますが、実際は青味がかかって鼻の周りが若干白いです。

上、6月12日。購入から35日目。生後3ヶ月弱と思われるハルのろう膜はピンク色にも見えますが若干青味が混じって紫色になりました。

6月28日。生後4ヶ月弱辺りの画像(上)。ハルはほぼほぼ紫色に近いようなろう膜に変化しました。

ハルクは青味がかかった白をしていて購入時から大きな変化なし。

上、7月1日ハルクの雛から変化がないろう膜。

おそらくメス。(というのも、発情しているのを見たことが無くハルと相性が悪いだけなのか、オカマなのか謎という意味でおそらく(笑))

そもそもセキセイインコは成体(大人)になるまでのスピードは、同じ大きさで同じくらい産むハムスターよりも実は遅いんです。ハムスターは約3ヶ月前後で繁殖可能な大人の状態になりますが、セキセイインコは約1年~1年半かけて繁殖可能な大人の状態になります。

なのでろう膜の色に関して、生後2か月以内であっても極端に変化することがないのでよく見極めて選べば間違いないです。


が…、


私がこの子をペットショップで見かけた当初、他の雛10羽ほどと一緒にいて、

成長具合がどれも同じくらいでしたがビックリしたり興奮したりすると雛の薄いろう膜の血流が変わって色がわかりづらかったです(笑)


なので下の図を御用意しました。


生後25日頃のメスの雛のろう膜は白っぽく青味がかかっていて、青=オスと思ってしまいがちですが、生後3ヶ月頃になるまでオスの雛のろう膜は青味がかかってくる事はないです。なので生後25日頃の雛で青っぽいろう膜をしている子はメスと判断できると思いますが、種類によってはこの典型的ろう膜の見分けパターンが通用しない種類もいるようなので気を付けてくださいね。

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